初めての勘定科目一覧表 - 経費の仕分

経理業務の分類

 

手探りでの経理業務というのは不安がいっぱいだと思います。しかし、専門知識を身につけないままで経理業務に携わるといのは、中小企業や個人事業ではしばしばあることなのです。周囲に教えてくれる人もおらず、不安なままで、普段の業務をこなす経理担当者も多いかもしれません。

 

そこで経理初心者が学んでおきたい最低限の経理知識ということで進めていきます。経理の業務は、行う頻度によって大きく3つに分類されます。

 

まずは「基本業務」です。これは、日次業務、月次業務、年次業務の3区分です。毎日行うのは、現金の出納管理、残高管理、伝票の起票と整理、受注と出荷の集計、立替経費の精算などです。

 

毎月行うのは、請求・支払い、入金確認、給与の計算・支給、源泉所得税・社会保険料の納付などです。

 

年に一度行うのは、決算、税務申告、年末調整、開示資料作成、予算・経営計画の立案などです。

 

そして「税金の種類」です。税金の種類や内容も、経理担当の基礎知識としては理解しておきたい項目です。消費税や自動車税など、税金は身近なものです。 法人税は国税、 法人住民税は都道府県税/市区町村税、法人事業税は都道府県税です。 地方法人特別税は国税、消費税も国税です。

 

さて、そして「勘定科目」です。このサイトの表題ともなっている項目、「勘定科目」を制する者は仕訳を制す、とも言われています。